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本日の団体様
7月22日
「ナイスガイ」と云えばスポーツか何かやってて流す汗も爽やかな小憎たらしい野郎、
「タフガイ」と云えばジャン・クロード・ヴァン・ダム、
と云った指標で物事を判断する「うどそ。」です。
さて、巷でよく使われる「ガイ」について、語源が実は人名だったんじょのいこ、って事でエントリ。
→http://www.union-net.or.jp/cu-cap/tufguy.htmより引用。
さて、このガイという言葉の由来を知っているだろうか。
実はこれはもともと人の名前なのである。
意味の「男」とか「奴」という言葉からも想像できるように、男性の名前である。
それもかなり悪いヤツ。
1605年、イギリスでショッキングな事件が起こった。
国会開会の日にジェームズ一世以下、すべての議員を殺害しようともくろんだ「火薬陰謀事件」が発覚。
そして、その首謀者ではないかと言われたのが、ガイ・フォークスという人物なのだ。
※ 引用部分をちょと多めにしときました(2005/7/24)
当時、徹底的なカトリック弾圧で追い詰められいた一部のカトリック信者達でジェームズ一世の暗殺を計画したらしいんですが、その実行犯の一人が熱狂的なカトリック信者だったガイ・フォークス。
結局、計画は失敗してガイ・フォークスは処刑、その後逮捕された日を記念して「ガイ・フォークス・ナイト」と云う花火祭りを開催される様になったんですが、その辺当たりから「ガイ」と云う名が浸透し始めたっぽいですね。
→e-MAG(イギリス情報マガジン)~22/10/2002より引用。
一昔前までは、子供がボロやワラでガイ・フォークス人形を作って「ガイにペニーを!」と言いながら町を歩いたという。
子供達は人形を売って集めたお金で花火を買い、人形を買った大人達はその人形を焚火の中に放り投げて燃やすのが習慣だった。
と云う訳でして、本当の「ガイ」は余り良くない意味だったと。
それも知らずに周辺にガーイガーイと連発していたのが今となっては恥ずかしい限りなんですが、そもそも何故いつの間にか良いイメージになってしまったんでしょうかね?
ワタシの推測だと、
イギリスから移民が「ガイ」の言葉と共にアメリカ上陸。
↓
アメリカ人は火で遊ぶのが大好き。
↓
斬新な火の遊び方してる奴を「ナイスガーイ」とか言い始める。
↓
それを日本人が間違った意味で解釈し、そのまま日本に持ち帰る。
と云ったステキな流れになるっぽいんですけど、その辺は如何でしょうかね?
【関連リンク】
→Guy Fawkes ガイフォークスについての詳細
→11/5はガイ・フォークス・デイ、ボンファイヤー・ナイト(Guy Fawkes Day/Bonfire Night)
→英国大使館:風俗と習慣
→ハリー・ポッター/語源辞典(場所・名前編) フォークス(ダンブルドアのペットの不死鳥)はガイ・フォークスから命名されたんだと。
→パブリックサイン ナイスガイ 概要 何処の部分がナイスガイさを醸し出しているのかは不明。
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「Yome」からudoso さんへの新しいメッセージが一件あります
2018/03/29 10:13 PM
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4 件のコメントがあります。
確かにGuyはGuy Fawkesの事を指しますが
Guy FawkesがGuyと言う単語そのものの語源というわけでは無いです。
ツッコミは本当有り難いんですが、
根拠となるソースとかあれば、教えていただけますか?
リンク先からは「Guyは俗語で男という意味」位の情報しか解らなかったので。
横からですみませんが自分が調べたところ
http://en.wikipedia.org/wiki/Talk:Guy_Fawkes
ここでも議論されていて
西アフリカ語「Wolof」から来た説。
フランス語の Guidoから来た説。
(http://www.etymonline.com/index.php?search=guy&searchmode=none)
の二つが有力な様です。
Guy Fawkesが語源でない理由として
Guy Fawkesを表す言葉としてのGuyの登場が1806年(イギリス)
変な薄汚れた格好の人間を表す言葉として登場したのが1836年(イギリス)
「fellow(仲間、片割れ)」を表す言葉としてアメリカに登場したのが1847年(米語)
そして、今巷でよく使われる「男」な意味として登場したのが1896年(米語スラング)
という感じで語源としての関連性が薄く、Guy Fawkesという名前を知っているアメリカ人が稀にいたとしても
スラングを作り出す人たち(無教養)がバックグラウンドを含めて知っているわけがない。
というのが挙げられています。
同じ単語ですがGuy Fawkesを意味する言葉のGuyが米語スラングのGuyの語源だと考えるのは強引すぎる
というのが現状みたいです。
どーも、遅レスですんません。
I’m boredさん、フォローつーかわざわざ調べて頂いてありがとさんです!
リンク先の英語は全く読めない為、”載せていただいたコメント”レベルで判断した限りですが、どーも「スラングのGuyの語源はGuy Fawkesでは無い」という断定は出来そうに無いです。
例えば、気になったのが
・Guyの登場が1806年と何故か爆破未遂事件から約200年のブランクがある所。
・爆破未遂事件以降にアメリカに移住してきたイギリス人らが全員Guy Fawkesの名(少なくともGuy Fawkes Night)を知らない訳が無い。
・例え現在はGuy Fawkesの名を殆ど知らないとしてもスラングとして登場した1896年時点で知っている人が居なかったって保障は無い。
・「スラング作った奴がGuy Fawkesなんで知っているわけがない。」つーのは否定派の乱暴な意見じゃねーかなー。
って所ですかね。
なんか揚げ足っぽくなってますが、”載せていただいたコメント”がそのままリンク先で書かれていることを前提としてますんで、ご勘弁を。
ただ、逆に「Guyの語源はGuy Fawkesだ」つー断定も正直出来ない訳で、それを考えるとエントリ的には調査不足って感じでしたね。
いやいや、勉強になりました。
つーか、勉強してきます、本当さんくすです。
ちなみに、以下のリンク先にフランス語の”Guido”という語句が使われている見たいです、参考までに。
http://www.randomhouse.com/wotd/index.pperl?date=20001101
オマケにもう一つ。
http://eigo.be/cultures/guy.htm
Guy Fawkesを語源とする・しないっつーのがカトリックとプロテスタントとの争いに関連してそうで、余り深く入りたくなくなりました(笑