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千葉県山武市にて、同市出身の歌人
伊藤左千夫(1864~1913)を偲んだ短歌大会が開催され、
高校生の部でゴリラの孤独を表現した作品が見事市民賞に輝いたとの事。
asahi.com:「ぼくゴリラ」の短歌で市長賞-マイタウン千葉より引用。

 「ぼくゴリラ ウホホイウッホ ウホホホホ
       ウッホホウッホ ウホホホホーイ」

昨年春、千葉市内の動物園でゴリラを見て、「ゴリラも人と同じように孤独なのではないかと感じた」そうで、その孤独感を表現したかったという。
ゴリラのイメージを文字で表すなら「ウ」と「ホ」だったので、そのふたつでまとめるようにした。
書き始めて30分ほどで完成したという。
選者の田井安曇さん(78)は「素手でつかんだ本音を歌っているユニークないい歌だ」と評価する。

田井さんは「小中学生にも新鮮な感覚の作品があり、左千夫も喜んでいるでしょう」と話していた。

特に最後の「ホーイ」って部分が、どうも孤独と云うよりも人を小馬鹿にしているような何かを感じずには居られないのですが、ともあれ、もはや大人になってしまったワタシには、こんな短歌を作れる柔軟な脳みそは無ぇな、と感じた次第。色々な意味で。
ついでに言わせて貰うと、左千夫は地下で泣いている。


投稿者: Udoso | 投稿日: 2009/01/19 05:06 PM | コメントを書く

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最終更新:
2018/03/29 10:13 PM

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