ローテーション(Rotation) |
現在はナインボールが主流となっていますがローテーションは歴史が古く、 むしろナインボールの原形と言った方が良いかもしれません。 ナインボールが普及する以前は競技試合も良く行われたゲームだったそうです。 |
ルール
ローテーションは1~15の15個の玉を使用し、基本的に1対1の2人で行われるゲームです。
ナインボール同様に1番若い玉を当てていきますが、ローテーションの場合はボールの番号がそのまま得点として加算してゆきます。
たとえば1番のボールをポケットした場合”1”点となり、15番のボールを落とすと”15”点加えられます。
その得点を加算していって、ある決まった点数を先取したプレーヤーが勝ちとなります。
基本的には先に”60点”取った方が勝ち(1ラックゲーム方式)となりますが、”120点”、”180点”、”240点”先取で行う方式もあり、それは試合前に対戦者同士で決めて下さい。
玉の並べ方は多分こうです(汗)
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ファウル
1番若いボールが先に当たらなかった場合、ファウルとなります。
ローテーションのファウルは少々複雑であり、相手プレーヤーは
- 手玉をヘッドラインより手前の好きな所に置く。この時的玉もヘッドラインより手前にある場合は的玉をセンタースポットもしくフットスポットに置く。
- 的玉をセンタースポットまたはフットスポットに置いて続きを始める。
- そのままプレーする。
以上の3つから最も有利となれる方法を選ぶ事が出来ます。
他にファウルの対象となるのは、
「スクラッチ」・・・ショットした手玉がポケットに落ちてしまう。
「玉場外」・・・・・文字通り、玉が台の外に出てしまう事、ブレイクショットにありがち。
「玉ざわり」・・・・手やその他、体の一部(ネクタイなども含む)が手玉に触れてしまう事。
「ノークッションファウル」・・・目標の的玉に当たった後、どの玉もクッションに触れなかった場合に適用される。
などがあります。
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