マナー&エチケット
次に例を挙げるのは心がけなければならないマナーやエチケットの主な例です。参考にして下さい。
- 酒飲んでへべれけになりながらプレイしない。
- 煙草を咥えながらプレイしない。
- ビリヤードテーブルに腰を掛けたりしない。
- 店に置いてある器具(キュー、テーブル)等を乱暴に扱ったり、故意に汚したりしない。
- 相手がショットの際にバタバタ動き回ったり、大きな音を立てたり、悪戯したりしない。
- 狙った方向に玉が行かず、偶然得点に結びつくプレイをしてしまった時、「失礼」とか「ごめんねぇ」と軽い会釈をするといいかも。
- 相手が良いショットをした場合、「ナイスショット」とか、「ナイスタッチ」など、相手を称える気持ちを忘れずに。
ビリヤードはマナーとエチケットの固まりの様なゲームです。
例えば、相手がショットする際に邪魔したり大声を上げたりすると集中力が乱れて面白いものでは無くなってしまいます。
プレイ中だけでなく観戦中もフェア・プレーを心がけましょう。
ビリヤードの道具
ビリヤードでは以下の道具を使用します。
ビリヤードテーブル
言わずと知れた、ビリヤードの台です。
テーブルの種類は3種類あり、
ポケットが無いテーブルがキャロムゲーム用、
ポケットがあるテーブルがポケットゲーム用、
ポケットテーブルよりも一回り大きいテーブルがスヌーカーゲーム用、とそれぞれ行なうゲームによって使用するテーブルが違います。
また、どのテーブルも縦と横の長さの割合は2:1となっています。
(右イメージはポケットテーブル。)
★名称
テーブルの外枠は樫などの固い材質で出来ています。
テーブルの周りを等間隔でポイントと言うものが埋め込まれています。
ポケットテーブルの場合は(6+3)×2の計18個、キャロムテーブルの場合は(7+3)×2の計20個在ります。
これはただの飾りの為でなく、ボールの位置を把握する為に使用する事が出来ます。
テーブル上にはクロス(ラシャ)と呼ばれる物が敷かれています。
クロスの下にはスレートが入っています。中には大理石が入っているのも在るそうです。
キュースティック
キューはビリヤードの玉を撞く為の道具です。
ゴルフのクラブ等と同じ様にお店に行っても出来るだけ自分に合ったものを選ぶのが大事です。
標準的なキューは長さ137~145cm、重さ452~622gで、直径1.2cmのタップがついています。
特には長さや重さについての規定は無いので、キューが長かったり、重かったりしても構いません。
只、長すぎると撞きにくくミスの原因になったり、重過ぎても疲れ易くなるので程々が良いでしょう。
タップはチョークを付ける事で、ボールに色々な回転を与える事が出来る最も重要な役割を果たしている部分です。
主に右利きの人がキューを構える時は右手はキュー元、左手はキュー先に持っていきます。
とにかく、キューはプレーヤーにとって一番大事な道具です。
曲がっていたり、タップが擦り減っていたりしている物は避ける様にしましょう。
ボール
ボールにはキャロム用、ポケット用、スヌーカー用があり、ポケット用ではゲームによって使う個数が違ってきます。
キャロム用ボールは白玉、黄色玉、赤玉が2つ有ります。
場所によっては黄色玉を置いていない所も有り、その場合は白玉が2つ有ります。
ポケット用ボールは1番から15番までのそれぞれ色が違う的玉と白玉を使用します。
スヌーカー用ボールは赤玉15個、黄色、緑、茶、青、桃、黒の各1個ずつ、白玉を使用します。
プレーヤーが撞く白い球は、手球(てだま)とよばれ、それ以外の色つきの球は的球(まとだま)とよばれます。
トライアングルラック
トライアングルラックはボールを三角形にセットする為の道具です。
ラックの並べ方は次の通りです。
- 1.トライアングルラックの中に的玉を入れる。
- 2.的玉を所定の位置に並べる。
- 3.玉と玉の隙間を無くしたらゆっくりとトライアングルラックを持ち上げる。
メカニカルブリッジ
メカニカルブリッジは手玉が遠い所にあり、手でブリッジを作っても届かない場所にある場合に使用します。
また、キューはの持ち方は親指、人差し指、中指の3本で持つと良いでしょう。
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